先日Facebookで、
夫の職場で開催されるイベントの宣伝冒頭にこんなことを書いた。 ↓ <朝、夫にボタン付けを頼まれたので、 「できることは自分でやった方がいいですよ」と サザエさんの船さんみたいな思いやりで返したら、 「ふむ、それもそうだな」と波平さんみたいに 妻の愛を感じ取りつつ威厳ある態度で裁縫箱を出し、ボタンを付けたので、 娘達は「お父さんすご~い!」と尊敬のまなざしを向け、 私は出ていた裁縫箱のおかげで ノースリーブしか着るものなくて寒そう・・と 長いこと気になっていた人形さんの長袖服を作るに至れました。 そんなデキル夫の職場で~~~> Facebookは基本的に知り合いばかりなので、 私と夫がどんなだか知ってる人に 笑って突っ込んでもらおうと書いたのだが、 その予想に反して、夫への称賛のコメントが次々届いた。 私が言うのもなんだが、夫は見た目が良い。 そしてベラベラ喋らず表情は常にクール。 それでどうやら、波平さんのように「ふむ、それもそうだな」と 言っているイメージがピッタリきたらしく、 知人にもすんなり文句通りに受け取られてしまったようだ。 (多分私を船さんのような良妻と思っている人はいないと思うが・・) それで慌ててコメントを返した。 <みなさん突っ込んでくださらないと! 実際は、私「ボタン付けぐらい自分でできるでしょ!」 夫「・・・」不満げな真顔で作業、ですよ~!> それでも、夫とも仲のいい友達から 「ほんとすごい!リスペクト!」とコメントが。 どうやら、ボタンを自分で付けられる夫は、尊敬に値するらしい。 ほんとに「デキル夫」ってことだ。 そうだったのか~! 我家では、特に分担を決めている訳ではないが、 手が空いている方が家事をする。 夫は働く両親のもとで、家事全般できるように仕込まれ、 好きとか上手という訳でもなく、 料理も洗濯も掃除も、何でもする。 もっとも、仕事の忙しさと拘束時間は断然夫の方が比重が大きいので、 基本的には家事は私がするが、 例えば私が音楽の仕事で出かける時、 食事やこどものことをやっておかなくても全く大丈夫だ。 ボタン付けだが・・ 基本は私がする。 だけど、私は裁縫があまり好きじゃない。 特にボタン付けや繕い物はテンションが上がらないので、 長いこと放ってあることがしばしば・・。 Facebookに書いたボタン付け依頼も、 ずっと前から頼まれていたのをずっとほったらかしにしていて、 朝、「今日着ていきたいいだけど・・」と言われ 「だいたいねー、ボタン付けくらい自分でできるでしょ! 小学校で習ったはずだし!」となったのだ。 そういうことがよくあるので、夫は「付けてもらえたらラッキー」 くらいに思っていると思うし、ダメだったら自分で付けるのだ。 アイロンもそう・・というより、お互いにとって面倒な作業なので、 どっちかがかけていたら、すかさず「これもお願い!」と 滑り込ませる。 夫が針を持つように、私も必要があればのこぎりや金づちを持つし、 よっぽど苦手だったり、重い物とか高いところのもので、 そりゃあ夫向き、ということ以外はだいたい何でもする。 私の祖父や父も、家事全部ではないけれど、 料理とか掃除とか、やっていた。 夫の方もそうだ。 それを見て育てば、それが当たり前になるのだろう。 娘達はそんな私達と暮らしているので、 多分同じようなことになると思うし、 それ以前に私達に「自分でやれ」と色々仕事をさせられている。 男だから・・女だから・・とかそういうことでもなく、 「自分のことは自分でやる」 特に明言していないけれど、 それが我家のひとつの方針かもしれないな。
by whalesong666
| 2012-11-10 07:46
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