昨夜、ブラジルのピアニスト、アンドレ・メーマリさんのコンサートに行ってきた。
娘達は夫方の家族に預かってもらい、夫が仕事後迎えに行って連れ帰る方式。 家族の皆さま、いつもありがとうございます! 会場は伏見の電気文化会館。 無事時間前に会場に着き、一番前の席へ! 残念ながら、ピアニストの手の見える席はすでにふさがっていたけれど、 顔が見える場所に座ることができた。 開演時間になり、アンドレさん登場! 大きい!! 明日が34歳の誕生日とのこと、若くして世界で活躍される演奏者だ。 このコンサートは、企画者のピアノ調律師の方がアンドレさんの大ファンで、 色んな縁が繋がって、アンドレさんとお互い個人でのやり取りで実現したそうだ。 地球の裏側ブラジルからやって来られたアンドレさん。 企画者の方が、「インターネットがある現代だからこそ実現したコンサートです。」 と言っておられた。 インターネットは世界を繋いでいるのだなあ☆ 演奏が始まった。 曲目は、ブラジルの作曲家の曲やアンドレさんのオリジナル曲だ。 どの曲も現代音楽というのか、リズムが常に変化する感じで私は全く刻めない。 きっと、流れる血の違いもあるだろう。 でもそんなことより、聴きながら“風”を感じた。 そして、とても気持ち良かった。 何と言ったらいいのか、自立している感じ。 男性の演奏家なので、所々とても力強いのだが、 飲み込むこともなく、圧倒することもなく、清々しく吹きぬけていく風のようだった。 アンドレさんはピアノの他に、約30の楽器をかなり高いレベルで演奏されるそうだ。 すごいな~!! 体が音楽でできてるんだなあ。 私もそうだったらいいのに。 素晴らしい演奏を聴く度に、体中に音が溢れて、「ああ、私は音楽が好きだ」と感じる。 好きといっても、他にはそう感じるものがない感覚の好き。 私がソロで歌の活動を始めたのは、長女が生まれた年。 遅い出発に焦ったこともあったけど、ご縁をいただいてライブの声をかけて頂けるようになったし、時々こうして娘達を預けコンサートにも行けるようになった。 アンドレさんの演奏を聴きながら、体を吹き抜ける音の風を感じながら、 とても幸せだと思った。 リズムが分からなくても、言葉が分からなくても、音楽には心を動かす力がある。 色んな音楽に触れ、自分の歌も育てたい。
by whalesong666
| 2011-04-22 12:16
| 音楽・アート・イベント
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