祖母のことでしばらくブログが止まってしまい、
さて書こう、と思っても気持ちの中を大きく占める出来事を飛び越えて 他のことが書けなかった。 ライブぐらい具体的な活動があれば書けたのかもしれないけど・・。 そんなことを書くのは不謹慎のような気もしたけど、 祖母の旅立ちのことを思い切って書くことにした。 書いたら予想外に気持ちの整理がついて、自分でも少し驚いていた。 そうしたら今日、ちいさな鞄のYさんに「ブログ読んだよ。よかったよ、泣いちゃったよ。」と言ってもらった。 嬉しかった。 嬉しい・・・? それで考えた。 そうだ、私は表現者なのだ。 今回は歌ではないけれど、今まで作った歌も、すべてその時の正直な気持ちを詞に書いてきた。 それに共感してもらえるのは、そうか、嬉しいことなのだ。 父との別れで学んだことは、悲しくて傷ついている気持ちを 自分にまで隠すのはよくないということ。 本当は深い悲しみに襲われているのに、大丈夫、平気!と言いきかせるのは、 一見強いように見えて、実際はいつか破裂する爆弾を心の奥深くに埋めてしまうようなものだと、 かなり経ってからだったけど気がついた。 祖母の旅立ちは、その時ほどの辛さではない。 それでもやはり、ふと心に現れる色んな気持ちはそのまま受け入れよう。 そして流そう。 もしかしたら、時にはメロディーにして・・・。
by whalesong666
| 2010-08-25 23:39
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