家族のこと。
今日は長女のこと。 もうすぐ誕生日を迎え、5歳になる長女。 下が生まれ、引越しし、そして進級と、次々と大きな変化があり、 夏以来、落ち着いたかと思ったら不安定になり・・・の繰り返しだった。 赤ん坊の時は本当におてんばで、ある時は、どうやったのか大人でも重い硝子戸を 自分で開けて、雨の中庭でハイハイしていた。 言葉もめちゃくちゃ早く、ずっと喋ってはものすごい語彙力・文法力に私たちを驚かせ、 動きも同じように容赦なく速く、買い物や外食はもってのほか!という程だった。 だって、すぐいなくなってしまうのだ・・・。 そして、どうしようもないのでつかまえて抱きかかえると、 「すいませ~ん!助けてくださ~い!」と叫ぶ。 そんなつわものだった彼女だけど、同じくらい敏感で繊細でもあった。 最近は物事も分かるようになってきたこともあり、その面の方がよく出ていて、 「病院へ行く」と聞いては怖いと泣き、「誰かが怪我をした」と聞いては心細くなり、 スケート(たまたまテレビでオリンピックの女子の試合を見ていて)を見ては感動して涙する。 夫譲りの運動神経の良さで、公園へ行けばへっちゃらで遊ぶのに、 一方では音に敏感で(赤ん坊の頃から)、スーパーのトイレのハンドドライヤーが怖くて トイレを断固拒否して大泣き。 最近はこんな類のことが続いて、私達も辟易していた。 が、おとついの夜、急にお腹が痛いと言ったかと思うと39度の発熱!でも1時間で下がった彼女。 一晩寝て朝は元気元気で、昨日一日何ともなかった。 するとどうしたのか、「もう強くなったから、手のブイ~ン(ドライヤーのこと)も怖くない!」 と自ら言い出すではないか! 『病気は成長の過程でもある』というけれど、もしかしたらこれは そうだったのかもしれないと思う。 ひとつ大きく、強くなるための儀式のような・・・。 私達に成長の感動をまざまざと見せつけてくれる長女である。
by whalesong666
| 2010-04-07 10:27
| 子育て
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